2015/8/11

本音

今日は久々にデザインワークを行いました。デザインワークとコーディングワークの違いは、創造性をどれだけ駆使するかです。コーディングは、パズルをただ単に組み上げていく作業ですが、デザインはパズルそのものを作る作業なので、コーディングより手間、というか労力がかかるように感じます(僕にとってですが)。またコーディング(フロントエンド)は、記憶力勝負であるため(僕の勝手な見解)、あまり練習を必要としないのですが(これも僕だけ?)、デザインに限っては楽器を演奏するような感覚に似ていて、ちょっとデザインワークをしていないと、すぐに手と頭が動かなくなってしまうのです。そうすると自分の理想の仕事のペース(本当はサクサクこなしたい)に達していない自分の技量に嫌気が差してくる。コーディングの場合は、やるべき事が全てわかっている状態からスタートなので、途中で馬鹿なミスをしない限り、一定のペースで仕事をやっつけることが出来ます。しかしデザインだとそうは行きません。僕は理論や過程を重視しない、感性だよりのデザイナーであるため、デザインを行う際は、とりあえず手を動かしまくるしか出来ないのです。唯一頼りになる指標は、自分自身の感覚、つまり「どれがプロフェッショナルに見えて、どれがダサく見えるか」の2択。デザインの作業は、自分がこうしようとかあーしようとか思いながらも、「これは違う、あれも違う、どれも違う」という風に、自分の中でしっくり来るものが出来上がるまで、試行錯誤を永遠と繰り返すことです。だからデザインワークだけ、異色の仕事なのです。でもおそらく理論や過程をベースにするデザインもあるのでしょうが、そんなの学んでいる暇もなければ学ぶ気もないので、僕は死ぬまで感性だよりのデザイナーで在るのでしょう。一応どうすれば自分の引き出しを増やしたり、デザインの精度を上げられるのかは理解しているんですけどね。一人十役の一人会社だとそんなことしてる暇なんてないんすよ。僕はそれよりピアノを思いっきり練習したいんです!それが本音w

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