何か心に触る時、何かよく分からない感覚や、例えば孤独を感じたりしてしまう時は、ただ単に「暇」なだけなんです。自分の人生、やるべき事をしっかりと生きていれば、そんな感覚になることはありません。ということは、人生は究極にシンプルであるという結論に至ります。頭の中で繰り広げられるストーリーは、想像を超えて複雑ですが、リアルライフはシンプルです。頭の中の思考、それらは何か意図を持たない限り、完全に無意味であり、なんの価値もないただのカスです。でも不思議な事に、人間はそっちのほうが重要と感じてしまう習性があります。理由はよく分かりませんが、とりあえず「自我」が関与しています。自分はこうで他人がこうと定義するから、よく分からない思考が回るんです。今日は久々にエックハルトの動画を2本観ました。エックハルトの教えには幾度も救われていますが、今日改めて観て思ったことは、彼の教えに限らず、自分と向き合うことは毎日気にしなければならないのだ、ということ。一度学んだからと言って、本を置いては事を忘れてしまうのと同じで、スピリチュアルも毎日鍛錬しなければならないのだと、気付かされました。
2015/9/26