About Timeという映画があります。邦題は「アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜」らしいんですが、愛おしいという表現は青臭すぎだと思いますぶっちゃけ。その映画を確か去年観たんですが、その映画を観て人生マジで考え方変わった、というお話をしたいと思います。
しかし眠いんで簡潔に。主人公がタイムトラベルの能力を持っている、以外は普通の世界なんですが、主人公は自分の思い通りにならないことがある度、タイムトラベルの能力を使い過去に戻り、事を変えてしまうのです。好きな人が誰かに盗られたとかです。それをまず彼は実施して、彼女を手に入れます。それは全然OKなタイムトラベルです。
んでじゃあ何で人生の考え方変わるまでに影響受けた?ってとこなんですけど、映画の後半で出てくるタイムトラベルシーンです。主人公の妹が交通事故を起こします。しかも重大事故。確か一命は取り留めたと記憶にありますが、その交通事故を避けるために主人公は過去に戻り、妹に会い、今日は運転するな!悪いことがあるかもしれないから家でじっとしてろ!と伝えるわけです。そうすれば事故は免れますから。
伝えて「今」に戻ります。主人公はタイムトラベル操作で掴んだ彼女と結婚していました。しかし妹に事故を避けるための伝言を残しに過去にタイムトラベルし、再度戻った「今」、結婚しているはずの家に戻り、奥さんの元へ行くと、奥さんであるべき女性は主人公に気づきもせず、奥から別の旦那さんが出てくる次第。
ひとつの出来事がすべてを変える。ひとつの出来事があるからすべてがある。あなたが今日出掛けたり、出かけなかったり、あることを言ったり言わなかったり、5分遅刻したり、出発直前に車が故障したり誰かに捕まったり。すべての出来事が、そしてこのすべて出来事というのはリアルガチのすべて、今この瞬間に動いている森羅万象の一つたりとも、無くして今があり得ないということです。
言ってる意味、伝わりました?
だから何が起こっても良いんです僕。何がどう繋がるかなんて、知ったこっちゃないっす。