2016/1/10

UPSET?

そして今夜は久々にスピリチュアリティを語りましょう。久しぶりにエックハルトのフィードが上がっていたので、その件について語るとします。今日のエックハルトのフィードに載っていたものがこちら↓

Upset = Lost Touch with Who You Are

訳しますと、

がっかりしたり、怒ったりする時 = 本当の自分を見失っている

というものです。
がっかりする、怒るなど、感情が乱れる時の症状は大抵の場合、自分が予想していなかった惨事が起こった時に発症します。「え、なんで?」「は、なんで?」「ふざけんな」「バカ野郎」「おい!」「殺す」などなど、なんでもいいですが、そのような言葉が喉から湧き出て来そうになる時の感覚が、英語で言う「Upset(アプセット)」です。アプセットという感覚は、物事を自分のコントロール下に置けなくなった時、つまり無力になった時に感じるものですが、そもそも物事をコントロール下に置こうとしているのは一体誰・何なのかを考えなくてはなりません。考える以前に、これらはすべてあなたがしようとしていることではなく、エゴ(自我)がしようとしていることなのですが、エゴはある意味常に危険に晒されているのをご存知でしょうか。エゴは「アプセットにしてくれるもの」を永遠と探しています。ですが「アプセットにしてくれるもの」が見つからないとします。「アプセットにしてくれるもの」を餌にして生き延びているエゴちゃんは、「アプセットにしてくれるもの」がなければ生きていけないので、「アプセットにしてくれるもの」が周りに存在しないという状況は、エゴちゃんにとって「脅威」なのです。しかしエゴちゃんはそんなすぐにくたばるような甘い奴ではありません。悪知恵であればIQ250並の知能指数を誇ります。「アプセットにしてくれるもの」をどんな手法を使ってでも探し当てる、いや、創り上げるのです。どんな些細なことでも、「あ、この状況は餌に出来るかもしれない」と、普通の出来事でさえも最悪の事態に変換してしまうのです。たまにいますよね、どう見ても自ら混沌を創りあげている人。器がちっちゃい、って言うじゃないですか。器が大きければ、どんなことでも受け入れられる。実はエゴちゃんは器に入りきらない「食べ物」が大好物なため、自分で自分自身の器を小さくしちゃっているんですね。面白くないですか?エゴちゃんが大きければ大きいほど、器がちっちゃい。ってことですね。ですがこのエゴちゃん、かなり気まぐれです。人を選ぶんですよ。とある人の前だと、「あ、行儀良くしなきゃ!」って言って、急に器からこぼれたものを食べるのをやめ、器を大きくしたりするんです。まぁ長くなるんでこの程度にしておきますが、エックハルトの警鐘は毎度アッパレ。ごもっともです。
結論:
あなた自身は、アプセットになることは出来ない。なぜならば、アプセットはエゴ(自我)が駄々をこねて、床を足でドタバタさせている衝動派であり、あなた自身がなれるものではないから。つまりアプセットになるイコール、本当に自分を見失っている。です。
ちゃんちゃん

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