ピアノのキーワードで記事検索をしてみたら、まだピアノを買ってから半年ちょいしか経っていないようでした。もっと長く弾いているような気がします。よほどの事がない限り、ピアノを買ってからほぼ毎日弾いていますが、最近は流石に自分でも体感できるくらい、指が動くようになりました。僕は基本的に記憶力を主力として弾くスタイルなので、技術はもともとなかったのですが、ようやくビギナーレベルの技術に達した気分です。ドビュッシーの月の光は、3ページ目からの左手アルペジオにかなり苦戦しており、2小節をスムーズに弾けるようになるまで約一ヶ月かかってしまいました(笑)最初の2ページは1ヶ月だったのですが、3ページ目の最初の2小節に1ヶ月かかってしまうとは・・・。初心者が弾こうとすることがそもそも間違いだからだと思うのですが、自分の性質からすると、弾きたい曲以外はあまり練習する気にならないので、致し方ありません。ちなみに技術アップを目指し、ハノン、リトルピシュナなどの指トレ系の譜面も調達しましたが、完全に3日坊主、というか3日坊主以前に、譜面を開いてません!(笑)最近は月の光とリューイチ・サカモトのラストエンペラーの2曲をボコそうと日々励んでおりまして、ラストエンペラーはようやく「テーマ」手前の4ページ終盤手前まで、暗譜完了しました。計7ページで6分半くらいに及ぶ長い曲です。曲を知らない人は、多分聴いてみると変な曲に聴こえるであろう、おっかない曲です。不協和音とはいかないものの、コードなのか知らんのですが、半音階同士の音2つがベースになっている箇所があるんです。レとミ♭とか、ドとレ♭とかです。それが慣れないと本当に変に聴こえる!でも慣れると癖になる!一度ようつべでチェケラしてみることをおすすめします。いい曲というか、ただただ凄い曲なのです。清朝最後の皇帝で後に満州国皇帝となった愛新覚羅溥儀の生涯を、頭に描きながら聴くと、より世界観が増すと思います。
2015/10/20