会社として人を雇うということの難しさを目の当たりにしました。近い将来、モリ君を弊社の営業部、及び管理部として稼働してもらうことになり、今日は午後からモリ君が研修という形で会社にやってきました。彼のお仕事は、Web制作という技術的なお仕事以外の事全般になる予定です。代表の僕としては、彼が仕事をこなせるこなせないとかいう事は全く問題視していないのですが、給料を支払うという部分で大きなハードルを感じました。会社には、従業員がいるのが当たり前のように僕たちは思っていますが、一人でも雇用することは非常に難しいことなのであります。フリーで始めてから今に至るまで、ずっとひとりで事業を進めてきましたから、会社経営者というよりは、ひとり社長で事を進めてきたわけです。しかし人を雇うとなると、給与を保証しなければならなくなります。ということは、事業としての安定性と、利益確定率を、現状のおよそ3倍までにアップさせる必要があるのです。2倍では何故ダメなのかと言ったら、ギリギリで事をこなしてはガタが来ますし、法人として利益、そして代表個人としての報酬も確保する必要があるからです。強いていうなら、4倍位欲しいレベルです。どこの会社でも会社概要ページに従業員数を掲載していますが、例えそれがヒト桁であったとしても、雇用できていることは凄いことなのです。
ひとりでは分からなかった、もしくは見えなかった、「会社経営に必要な何か」が見えてきたような気がします。これからもっと頑張ります。
2015/4/29