完全脱力時と完全注力の境目に神が宿る

仕事、武道、芸術、スポーツ。

どの分野においても、最大限の力(クリエイティビティ含む)は、完全脱力と完全注力の狭間に生まれます。

例えば野球。プロ野球実況を見たことがある人であれば、ピッチャーがストライクゾーンを外し、ボール球を投げた際に実況解説者が「今のは力みましたね」と言い放つのを一度は聞いたことがあるかと思います。

しかし力を入れないで時速150キロの速球をどう投げろというのでしょうか。元々力が入っている投球なのに、「今のは力みました」とはどういう事なのでしょうか。疑問に思ったことはありませんでしょうか?

これは完全脱力と完全注力のバランスが崩れた時の状態を言っているのです。この脱力と注力の狭間がベストであるゾーンから、注力側に振れた時、力むと言うのです。

つまり人にはリラックス筋という、このベストなバランスを保つ筋肉が存在するのです。これはスポーツに留まらず、芸術などの創作作業にも適用されます。

無理矢理に創ろうとせず、創る。集中と散漫の間を飛ぶのです。

この宇宙の法則はギリシャ神話「イカロスの翼」にて表現されています。

投稿者:

SHOKI

東京生まれ。ロサンゼルス育ち。Webテクノロジー、自己探求と音楽をこよなく愛する1989年生。Web制作のご依頼はバスティル株式会社まで!(代表)

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